昨年9月レオナルドダビンチ&ミケランジェロ展、観ました(^.^)
だいぶ前ですね〜^^;
でも歴史的巨匠二人の作品だったので、その時の感想をここにメモしておこうと思います。
会場は三菱1号館。
三菱は日本3大財閥の一つだけあって、会場となった建物も重厚でアンティークな作りで、二人の巨匠の作品を展示するのにぴったりな感じでした^^
さて作品はというと、ほとんどが二人の素描画で、かなり古いものなので、シミやカビでちょっと絵が見にくい感じのものが多かったですが、素描の繊細で正確なタッチは必見です。
ルネサンス時代は人間賛歌の時代ですから、人間の肉体への究極なまでのこだわりが迫力ありました。
それから、ダビンチもミケランジェロもギリシャ神話に出て来る「レダ」を描いています。
最初の、ベッドのような所に白鳥と寄りかかっているのがミケランジェロのもので、次の白鳥とレダが立って抱き合っているのがダビンチのものです。
とはいえ、実はこれはのちに描かれた複製で、残念ながら本物はすでにこの世にはないのだそうです。
ついでに説明しますと、このレダという作品はギリシャ神話に出て来るあの全知全能の神ゼウスが、人妻レダに恋をして、彼女に近づくために白鳥に変身している様子なんですよ。
つまりこの白鳥はゼウスなんです@@/
どちらも素晴らしい作品なんですが、私はミケランジェロのレダの方が好きです。
構図も色合いもとても魅力的です。
ダビンチのレダは女性の体のひねりが美しいですが、今回作品を間近で見て、レダに寄り添う白鳥の顔がかなり面白くて思わず吹き出しそうになりました。
「ちょっとちょっと、ゼウス様、喜びすぎですよ〜」と言ってしまいそうな表情なんですよ( ̄∀ ̄)
ぜひ、会場に行かれた方はここにもご注目下さい(笑)
それから二人の手紙も公開されていましたが、ミケランジェロの字の美しさには驚きました@@;
かなり繊細で几帳面な人だったのかな〜、なんて思いながら見ていましたけど、書いてある内容がわからないのが残念でしたね。
翻訳もあったらもっと楽しかったのに_φ( ̄ー ̄ )
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