* 出生の秘密
男性がこの話を知っていたらちょっとカッコイイかも知れないプチ雑学。
ペガサスって知っていますか?
キリストが生まれるずうっと前から存在するギリシャ神話の中に出てくる、あの翼のある空飛ぶ馬のことです。
ペガサスって現代でもかなりポピュラーですよね。
色々な所で、インテリアとして置かれている彫刻とか女性や男性の小物やアクセサリーなどでよく見かけます。
でもペガサスについての詳しいことはあまり知らないんじゃないかと思います。
ペガサスの両親が意外でした。
父親はポセイドン(別名ネプチューン)、そして母親はなんとあのメデューサなんです。
ポセイドンは海神として知られていますが、母親が髪の毛が蛇で、見た者を石に変えるという恐ろしい怪物だったとは驚きました@@
で、産まれ方がまた凄まじいんです。
ペガサスを身籠っていた時メデューサはペルセウスに怪物として退治され、首を切り落とされます。
(その時の切り落とされた首をあの有名な画家ルーベンスが描いているのですが、あまりにおぞましい絵なのでここには載せないでおきます。
お食事中の方は気分が悪くなります。
見たい方はルーベンス メデューサの首で検索して見てください)。
その首から流れ出る血と共にペガサスが生まれるのです。
かなり血なまぐさい出生ですね^^;
でもどうしてポセイドンはメデューサを好きになったのだろうと思いますよね?
あんなに気持ちの悪い怪物ですよ。 不思議だわ〜と思っていたら、なんとメデューサはかつてかなりの美女だったんです。
でもアテナという女神に怪物にされてしまったのです。
その理由は色々言われていますが、(美女だったメデューサがつい私はアテナより美人よ、と言ってアテナの怒りをかったとか、、)
何はともあれポセイドンが好きになった時は美女だったことがわかって納得しました。
その後ペガサスはなんやかやとありまして、結局天に駆け上って星座になったということです。
このなんやかんやは実はギリシャ神話というものは3000年以上も語り継がれている物語でして、その間に色々な説が生まれていて国や地方によって語り継がれていることがかなり違うのです。
ここに掲載したペガサスの絵はフランスの画家、オディロン .ルドンの作品です。
ダイナミックで優雅な姿のペガサスが描かれています。
ルドンは作品のほとんどが幻想世界を描いたものです。
ルドンにとってギリシャ神話のペガサスは、彼のイマジネーションを掻き立てる素晴らしい生き物だったらしく何枚も様々な角度から描いています。
輝くようなパステルの色がペガサスをより一層幻想的に見せてくれていますね。
どこかでペガサスを見かけたら、このプチ雑学をちょこっと思い出してみてくださいね^^
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