心に残る出会い*
ゾクゾクするほど素敵な瞬間
俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一
3人の天才たちの風神雷神図を一度に展示!!
なんという贅沢でしょう***
ちょっと頭がクラクラしました。
風神雷神図と言えば俵屋宗達のこの絵が有名ですよね。
黄金の空間の中を、風神と雷神が何やら楽しげに暴れまわっているゴージャスでユーモラスなあの絵。
雷神はゴロゴロゴロドーン!風神はビュービュ-ゴウゴウとものすごい音を出してハイスピードで雲の上を駆け回る。
見ているだけでワクワクしてきます。
いつか本物を目の前で観てみたいと思っていましたけど、まさか光琳と抱一の風神雷神にまでお目にかかれるとはびっくりしました~@@/
最初に描いたのは俵屋宗達(約400年前)で、後に偉大な宗達の絵に魅せられた尾形光琳、酒井抱一という二人の天才がそれぞれ完コピしたようです。
そうなるとどうしても見比べたくなってしまいますよね。
もしかしたら尾形光琳の方が腕が上なんじゃないかしら、、などと思いつつ。
最初は宗達、次に黒い雲が雷神を取り囲んでいるのが光琳、そして風神がちょっと大きめに描いてあるのが抱一なんですが、完コピと言いましたが、かなり違いはありますね。
一番すっきりとして見えるのは宗達でしょうか。
それに、空間に広がりと奥行きが感じられて素晴らしいです。
そしてなんといっても私のお気に入りは、宗達の風神の丸々した肩と足。
特にムチムチした左足が有り得ない方向を向いているところが好きです。
子供みたいに足をバタバタさせつつ、雷神の方に嬉しそうに駆け寄って来ているように見えて、なんだかクスッと笑っちゃいます^^
光琳はその足がちょっとモヤっとしててはっきりしていないし、抱一にいたっては足の向きがまともな向きになっていますね。
ということで、躍動感と面白さと画面のスッキリ感で私を魅了した宗達が最高!となりました。
あなたなら誰を選びます?
俵屋宗達
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