「子供が描いた絵を見れば、一目で我が子の心の状態がわかる」といったら驚くでしょうか?
今、あなたのお子さんはどんな習い事やスポーツをしているでしょうか?
水泳、英語、書道、ピアノ、サッカー、などいろいろなことに挑戦させていらっしゃるかも知れませんね。
そんな中でも絵はとても子どもの心がダイレクトに表現されるものの一つです。
何故なら絵を描くときに、描く人の自由なイメージというものが必要になるからです。
もちろん他の芸術活動にもそれは重要な要素ですが、子どもの時の基礎訓練では、他のものに比べてイメージの自由度がダントツで絵が大きいのです。
なので、特に子どもの時は自分の気持ちの状態がとても絵に出やすいと言えます。
そして子どもの感情は比較的色に出やすいようです。
寂しい時や悲しい時はあまり明るい色が使えなかったりしますし、楽しい気分の時は自然と暗い色を避けたくなったりします。
攻撃的な気分や自分の殻に閉じこもろうとする時も使う色に偏りがあります。
絵を上達させるというばかりではなく、時には自由に描いたものを周りの大人が見て、子供の心を知るということも必要かも知れませんね。
だからと言ってご自分のお子さんが、黒を多く絵の中で使ったからといってすぐに心配するというのは間違いです。
絵を描く前に何か黒いヒーローのようなものをアニメなどで見たばかりで、それに影響されたりする時もあります。
まずは日頃のお子さんの様子を感じ取りながら、その上で描いた絵を判断する事が良いと思います。
そして不安に感じるような絵を描いていたら、何気なくお子さんのお友達の話や学校などの話をゆっくり聞いてあげて下さいね。
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