こんにちは
今日は絵が描けないお子さんのための上達方法を書いていきますね。
時々「うちの子は絵が下手でして、絵画教室に通わせたら上手になるのでしょうか」というご相談をされることがあります。
全く絵を描くことに関心がない場合は別として、下手だとしても少しでも絵を描くことに関心がある場合は上達する可能性が大きいですよ。
無理なく上達していくために、少しずつリードしていってあげたいものですね。
絵が上手になる練習方法
○なぜ絵が下手なのか?
○絵を上達させる練習、3つのコツ
○まとめ
なぜ絵が下手なのか?
一番の理由は周りに教えてくれる人がいないということがあります。
子供はもともととても向上心があります。
生まれて寝ていたのが起きて立ち、歩くようになるのを見てもそれがとてもわかりますね。
周りの大人のやることを真似てどんどん成長していきます。
お絵かきも最初は一人で描いていても、もっと上手く描けるようになりたいと思えば周りの大人たちに聞くようになります。
でもその時誰もその答えを教えられないとすれば子供はどんな気持ちになるでしょう。
上達する機会は失われ、そのまま停滞するかだんだん絵に対する関心を失っていきます。
上達するのに必要なのは適切なアドバイスです。
といっても大人の感覚で必要なことを教えるのではなく、その時子供が知りたいことを教えてあげることが重要なんですね。
なのでもしあなたのお子さんがもっと上手になりたいと思っているのがわかったら、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
絵が上達するための練習、3つのコツ
1、絶対に出来ることをさせて成功体験を重ねる。
最初から出来ないことを出来るように教えるのは傷口に塩を塗るようなものです。
もともと出来なくて自信をなくしているのですから、まず出来ることをやらせてその出来たことを褒めてあげましょう。
次に教えることがすんなりと受け入れられるように土台を作る作業です。
出来たからといって大げさに褒めることもありません。
良いところを見つけて「へ〜 結構描けるんだね」ぐらいで十分ですよ^^
2、まだ経験したことがない簡単な方法を教えて感動を与える。
まだ見たことのない絵の技法を見せてあげてください。
しかもそれがとても簡単だと子供は一気に絵が面白いものだと感じて興味を持ちます。
まず簡単に出来ることを経験させてあげましょう。
白い紙に白いクレヨンで簡単な絵を描き、その上から水彩絵の具で色を塗ると今まで見えなかった絵が突然浮かび上がってきたりするのも楽しいですよ。
3、確実に出来そうだなと思うことを教えて描かせてみましょう。
見本を描いてそれを真似て描かせます。
このやり方は子供の個性を潰すものだとして反対する意見もあります。もっと子供の自由に任せるべきだというものです。
しかしこれはあまり現実的ではないご意見だと思っています。
上達したいと思っているのに、描けないお子さんに自由に描くように言うだけでは迷える子羊状態になってしまいます。
迷子にならないようにリードしてあげることで安心して絵を描ける気持ちになれるのです。
まとめ
焦らずゆっくりと、一緒に楽しむように描いていくことがコツです。
また、あまり大げさに出来たことを褒めるのもよくありません。
子供は意外に大人の気持ちをわかっていて、大げさなものはかえって自信を失わせる場合もあります。
出来たら普通に喜び、普通に褒めてください。
もちろん本当に心の底から驚いたのなら驚いて構いませんが^^;
大人が素直な行動をすることで、子供も素直に学ぼうとします。
ぜひ試してみてくださいね。
どうしても難しいと感じたら、近くの絵画教室でプロの先生にお任せするのも良いですよ。
この記事へのコメントはありません。