絵の題名 子犬
小学5年 ニックネーム:ハナ
人間はそもそも怠け者?
今回頑張って油絵で子犬を描いたハナちゃん。
なかなか上手に描けていますよね。
ハナちゃんは1年生から教室に来ていてどんどん上達の道を進んでいたのですが、ある日だんだんやる気が失せて来た時期がありました。
その時間は他に年上の子や年下の子が一緒の時間に絵を描いていたのですが、何となく全員が一人のやる気のなさに引きずられてどんよりした空気が漂うようになってしまったのです。
誰かが「あ〜、お絵かきめんどくさい」と声をあげると、他の子達も一斉に同感とばかりに眠そうな目を私に向けました。
そして「私もめんどくさ〜〜い」「僕も色塗るのだる〜い」「絵、描くのムズい」
などと口々に言い出しました。
まあ大人でも同じことを何度も繰り返していると、少し飽きてくるというか上達するのが遅いと感じて怠惰な気持ちになってくることもありますよね。
まだ小学生の彼らがそんな気分になったとしても仕方がありません。
でもだからといって絵を描くのを休んでしまっては意味がありません。
もともと人間はやらないで済むことはなるべくやりたくないという気持ちがありますから、ここでじゃあちょっと休もうかなどと言えば、『ああ、めんどうくさいって言えば休めるんだ』と認識してしまいます。
なのでこんな時こそやる気にさせる必要があります。
そこで私は彼らに言いました。
「チャンスが来たね」。
ここから先は次回に続きます。
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